「自分が親にしてきたこと」に気づくワーク あなたは今どんな生き方をしているの?

親が心配で、親から離れられない方へ

親を助けたかったとか幸せにしてあげたかった

でも親は幸せそうじゃなかった

だからまだ親から離れることはできないなどと、罪悪感をお持ちのあなた。

そんなあなたがカウンセリングを受けると、きっとカウンセラーにはこんなことを言われるのではないでしょうか。

 

「あなたはじゅうぶん親にしてきたんだと思いますよ。」

だから罪悪感を手放して幸せになってもいいんじゃない?

 

と。でも自分は何もしていないって思ってたりしませんか。

 

人それぞれ、人のためにしていること、相手を思ってしている事って違います。

 

それは自分では当たり前すぎて気づけないからです。

これがワークです!!

 

親にしてきた事は、いまいち浮かびにくいかもしれませんが、

「今自分がしている仕事」、「友達との接し方」「夢中になっている事」などを一度挙げてみれば、もしかしたらそこにあなたが、親にしてきたことは隠れているかもしれません。

 

さぁ、振り返って書き出してみましょう。

 

ある人たちはこうでした。

今している事→小学校で先生をしているDさんの場合は、子供達を笑わせている。

小さい頃から親戚があつまったりすると、率先して、親たちを笑わせてきたそうです。

これが彼が親にしてきたこと。彼なりの愛し方です。

 

今している事→過酷な労働状況の中、飲食店で働き続けている30代男性。

自分で料理を作れるようになってから、親に振舞ってきた。料理だけは喜んでもらえたから。

そして彼の父は、非常にまじめで「一度決めたら続けるべき」などという思いが強いかたでした。

だから彼は、そういう親の気持ちを守ろうとすることも、彼なりの親の愛し方でした。だから過酷な状況な中でも働き続ける。

これが彼が親にしてきたこと。彼なりの愛し方です。

 

 

今している事→。自分の子が30代以上になっても、いまだにその子たちの料理まで作ってあげたりしていて・こどものお弁当までつくってあげている。50代の女性。

小さい頃、彼女の母はよく寝込むタイプだったため、その頃から親のかわりにごはんを作ってきた。兄弟にもあげてきました。

これが彼女が親にしてきたこと。彼女なりの愛し方です。

 

 

今していること→保育士女性

小さい頃、親が働いていたため、兄弟の面倒をみてきた。

親の役にたつように。親の負担が減るように。

これが彼女が親にしてきたこと。彼女なりの愛し方です。

 

今している事→あまりはなしの得意でない後輩に、会社で寄り添ってる。

お母さんをお父さんから守るために必死に、いつもお母さんの近くを離れないでいました。

どこに行くにもお母さんに寄り添っていました。

これが彼女が親にしてきたこと。彼女なりの愛し方です。

 

今していること→あまり話さないタイプの方ですが、職場であまり周りに理解されにくいような人にでも寄り添い続けていて、その人と周りの人の中和剤のような役割になっている。

子供の頃兄弟を亡くしてしまったそうで、こどもが亡くなったショックで自分の方をお母さんが振り向いてくれず寂しさを我慢しながらも、母の隣に寄り添い続けていたそうです。

これが彼女が親にしてきたこと。彼女なりの愛し方です。

 

そして

私のようなカウンセラーなどに多いこと

今していること→、はなしをきく事が仕事になっている

母が愚痴が多く、それをきいてきた。

 

私も、はじめ愚痴をきくなんて誰でもできるぐらいに思っていました。

でもそうでもない事に気づかされていきました。

 

同じ家庭環境育ったとしても、母の愚痴に付き合うタイプと、すぐに逃げるタイプの方がいる事がわかってきたからです。

ちなみにうちの実家でもそうで、私意外の兄弟二人は、母の愚痴に付き合ったりはいたしません。

「愚痴が始まった途端に逃げていきます(笑)」

 

ちなみ愚痴から逃げていくような私の弟の場合の愛し方は

周りを笑わせるということです。

今も会社ではその力を発揮して、場を和ましているし、小さい頃からお調子者で、親だけじゃなくて、近所の人たちのことまで笑わせてきました。

 

他にも、私の友達では

とにかく周りに迷惑をかけないように、自分の事は自分で行おうと必死な子がいます。過酷なひどい家庭環境の中でもいまだにその家族と暮らしています。

そうやって今も昔も親の近くにいて、頑張るのが私の友達なりの親にしてきたことなのだと思います。

それでじゅうぶん

寄り添うとか、ただ一緒にいるってだけでも、じゅうぶんしてきたことなのではないでしょうか。
それはきっと、親は幸せだったのではないでしょうか。
たとえ幸せにみえなかったとしても、あなたがいないよりはあなたがいてくれてあなたがしてくれたことで、親は幸せだったと思います。
このように一度、「今あなたがしていることに似ていることを、親にもしてきたんだな」と振り返ってみると
「私はじゅうぶん親を助けてきたのだ」と自分なりに納得できるかもしれません。

 

それに気づいたら、あなたはもうじゅうぶん親のために頑張ってきたのだから、それでじゅうぶん。

小さいのによく頑張ってきた

大人の親をどうにかするには、幼かったあなたには限界があったのではないでしょうか。

それはかなり大変なことかもしれません。そんな大変なことをあなたはしてきたのです。それはすごいことです。

 

だからそろそろ罪悪感を手放してもいいのではないでしょうか。

もしも自分の大切な存在が、例えば我が子とかが、それでずっと苦しんでいたら嫌でしょ??

そんな優しいあなたは
自分にも優しくできるはず

だから、自分にも優しくする気持ちを大きく持って

今度は自分の幸せを優先して、自分が幸せになることを許していきませんか。

 

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