「自分らしくて好きッ」て思えるようになるカウンセリングの、ふくれなこです。

普通のお母さんって怒らないの？

「私は、すぐ怒っちゃうダメなママだ」と、自分を責めているお母さんも多くいらっしゃいます。

しかし、ぱっとみ、いいお母さんに見える人が、実際いいお母さんかというと、そうとも限らず、どちらかというとイケイケなお母さんが、家庭内ではいいお母さんだったりすることも・・・。

だから何が言いたいかというと、周りのお母さんがよく見えても、自分だけダメなお母さんだと落ち込む必要はないですよ！ということです。

「大丈夫です。そのお母さん達も、うちの中では、些細な事でぶち切れて、感情まき散らしてたりしますから！！」

いいお母さんほど、「こんなことで、子供に怒ってしまう自分ってダメ・変ですよね。普通のお母さんなら・・・」って自分を責めている事が多いです。

確かに感情的に怒るよりは怒らないほうがいいですよね。怒ってる自分自身も疲れますし・・

でも、怒ってしまうのには、怒ってしまうなりの理由があるのだと思います。

リーフに来られる方は、その理由がわからず、そしてそんな怒ってしまう自分を変えたくて来られるのですが、

だいたいそういうお母さんは、規則正しくとか、勉強がしっかりできてとか、人様に迷惑をかけるような大人に育たないように・・と、とても子供の事を思って、子育てを頑張っている方ばかりです。

しかし、その子供のためだと思っている、そのお母さんの思いが強すぎるために、それが怒りに変わっている場合も多くあります。

子どもの事を心配しているようで、それは自分自身の劣等感などからきていることもありますから、

怒らないようにと、気を付ける事もいいですが、それよりも、自分はどんな価値観で、どんなこうあるべき・こうすべきというmyルールがあるかに、気づいてみることをおススメします。

そのmyルールは、当たり前でも正しいとは限らないからです。

そして次に、そのルールに対して、どうしてそう思うのかを考えてみましょう。

または、そのmyルールを守らないと、どうなるのかを考えてみてください。

それは、ネガティブなことだったり、自分にとって恐いことなのではないでしょうか。

次にそのmyルールを破った場合の、ポジティブな捉え方を考えてみてください。

お母さんが、学歴がなくて大人になってから苦労したから、子供にはそういう苦労をさせたくなくて学歴を求めることもあれば、

逆にお母さん自身に学歴がある場合、学歴がない人の生き方は自分の知っている生き方ではないため、

その生き方は恐怖なため、自分と同じ生き方で子供に幸せになってほしくて学歴を求める場合も。

または、周りの目を気にして、「おたくのお子さん優秀なのね」って見られたかったり。

その場合は、「その程度の子育てしかできない自分」と、周りにバカにして見られるとかいう思いが隠れていたりはしないでしょうか。

また、「自分自身が、親に優しくしてもらってこなかったから」と無意識に、過去の自分が怒っていて、そのために、目の前にいる我が子に優しくできないでいる場合もあります。

その場合は、「本当はもっと甘えたかった」とか悲しんでいたり、怒っていたりする、過去の小さい頃の自分を癒していくことが必要かもしれません。

それをするとだいぶ変わってくるのではないかと思います。

人に優しくされたり愛される、と心が満たされて、自然と、自分も周りの人に優しくできたりするものですよね。

だからまずは、イメージでいいので、小さい頃の自分に、大人になった自分が優しく接してみてあげてください。

ゆっくりその子の気持ち、本音をきいてあげてください。

「ほんとは、寂しかったよね。」「ツライのに、よく一人で頑張ってたよね。」などと。

そしてぎゅっとその子を抱きしめてあげて。

それが無理なら、そっとそばに寄り添うだけでも、手だけつなぐでも構いません。

できることからでいいので、小さい頃の自分に優しく接してあげてみましょう。

今現在問題となっている「怒ってしまう」ということをしないように抑えるよりも、

根本的な問題と向き合うほうが、問題は解決しやすいかもしれませんので、

どうしても、怒りのコントロールができないというかたは、お試しくださいませ。

どんな人生でも、幸せセンサー敏感にさせて、あなたをにこッとさせて

あなたの人生に福をもたらす　ふくふくふくふく　ふくれなこ