もう我慢の限界・気持ちもよくわからなくなってきた。このまま終わりかな。そんなかたへ

自分の欲が満たされなかったり、自分の思いが相手に伝わらないようなことが何度も積み重なっていくと、やがて諦めたような時期に入っていきます。

まだ相手に何かを求めている時期は、責めたりして喧嘩もありましたが、それすらもなくなり、「もうだめかな」と思うような時期です。

一緒におでかけしても、なんかぽっかりしたような感じかもしれません。うちで一緒にいる時には重たいような感じがするかもしれません。

関係をなんとかしようと、あらゆるアプローチをして、それでもうまくいかず我慢し、いままで頑張ってきた方も多いと思います。

すると、関係はそのままで、他に居場所を求めたりすることもあります。

それは、夫婦生活はそのままで、冷めきった関係のまま、仕事人間になったり、不倫するようになる、ギャンブルなどにはまっていくこともあります。

そうやって別で紛らわせ、なんとか関係を保っているカップルも多いです。

それを何年も続けていくカップルもあれば、ここで別れるカップルもいます。

「もういいかな。何もしたくない」と感じるのがこの時期ですから、まずは「今自分達は、そういう関係のステージ(デッドゾーン)にいるのだな」と自覚してみてほしいと思います。

ゆらゆら揺れる橋の上に二人でいて、ここを乗り越えればまたさらに安定した大地に行けるとでも思って見てください。

いい夫婦だな、と思うようなカップルはみなさん、このステージを乗り越えた関係の二人です。長く寄り添う夫婦であればあるほど、それを何度も乗り越えてきています。

だからそれくらい、この時期は来るものではあるけれども、向き合い方によっては乗り越えられるステージでもあるということです。

さらに深い関係になる恐れ

そして実はここで、2人は、さらに親密になることを恐れているのです。さらにお互い、愛し愛される関係、より深い関係になることをおそれている状態でもあります。

人は気づいていないかもしれませんが、みな愛し、愛されることを恐れていたりするものなのです。だって、そんな大切な存在になるということは、またそれを失うおそれもついてきたりするからではないでしょうか。

他に親密になるのを恐れる理由はさまざまですが・・・。

乗り越える鍵は・・

ここを乗り越えるポイントは、「これだけはやりたくない」ということをやることだと言われています。

このデッドゾーンの時期では、つい自分が変わらずに、相手を変えようとしてしまいますが、これまでやってきたやり方では乗り越えられないのです。

さぁ、あなたが今のパートナーとの関係で、「これだけはやりたくない」「これだけは恥ずかしくて言えない」というような事はどんなことでしょうか。

浮かんだ事を素直にやる、言ってみると、今の関係が変わってくるかもしれません。

そうは言ってもなかなか変わらないかもしれません。

それでも、もう一度ここで、「ここを乗り切って、彼と幸せになる」と決めて、そのためにはどうするか。

彼をどう愛していくか考えてみてほしいと思います。

また、「こんなこと言ったら、どうせこう返される。」と思うこともあるかもしれませんが、すると出来ることも少なくなってしまうので、もしもあなたが本当にここを乗り越えようと思うのであれば、彼の反応を決めつけづに挑戦していってみてほしいと思います。

意外とあなたが素直に心を開けば、相手に通じることもあるかもしれません。

例

今までは、自分が主導権握って、ほとんどのことを私が決めてきたけど、彼に任せてみる。

我慢して言わないでいたことを、思い切って伝えてみる

どんな関係のふたりになりたいのかを、改めて伝えてみる

しかしまたこう思うかもしれません。

「いまさら無理でしょ」の罠

「いまさら無理でしょ。」・・・でもこれこそが、このステージの罠ですから、諦めずに伝えてみたり挑戦してみてください。

デッドゾーンは死の誘惑ですが、今の生き方・関係性が死に向かっているのです。

今までとは違ったやり方、関わり方が求められます。

ここを乗り越えれば、新しい自分が手に入り、さらに絆が深まり、一番初めのラブラブ・ロマンス時期とはまた別のロマンスが待っています。

それは幸せな関係だと思います。ここを想像して乗り越えていきましょう。

また全てやった・伝えたいことも全て伝えた、というのであれば、お別れを選んでもいいのだと思います。それは、やることはやったのですから、あなたは成長しているでしょうから、きっと次でいい恋ができるのではないでしょうか。

ちなみにこのデッドゾーンの前の時期はこんな感じです。
恋人との喧嘩が増えたら、あれを見せてあげて！喧嘩をやめて親密になる秘訣

ラブラブ時期はこちら
ラブラブ時期は、相手の事を見る事ができていない。ここからが本当ほ始まり