私の不登校体験からみえてきたこと

登校拒否時の中学二年生の時の私の体験から、感じたことと

「私のカウンセリングへの思い」などについてです。

今では、「自由奔放で人に気をつかっているように見えないし

穏やかで気分安定してるし、信じられない」と周りに驚かれますが

学生時代の私、特に中学生の頃は、

とても傷つきやすく学校から帰ってくると

リビングに入ってすぐのところで

「バタン」と崩れるように座って、よくわからないけど泣く!!

という生活を送っていました。

感情に波がありすぎ、今とは真逆のタイプでした。

 

授業受ける学校生活だけで、そんなによくもわからず疲れるんだから

もちろん部活なんてやってもいませんでした。

体験入部は友達に連れられ一日くらいは行ってみましたが

「面倒くさッ

人と長く学校にいるなんて信じられない。

私は一分でも早くおうちへ帰って、好きなテレビでも見てたほうがいいわ」

と思ったのをよく覚えています。

一通り泣いたらスッキリして動けるようになるので

そしたら撮りためておいたドラマや、音楽番組を見て、歌ったりして過ごし

あとは、塾に通っていました。

 

その頃の私には塾が私の居場所でした。

学校の他に塾という「心の拠り所」みたいなものがあったから

私はなんとか生きてこられたのだと思っています。

「自分の居場所」がいくつかあるといい

自分の居場所があるということは大事ではないでしょうか。

私はひとつの場所に居座るようなことが、どうやら苦手なようで、

週2・3くらいで行く塾ぐらいがちょうどよかったみたいです。

 

主に遊ぶ友達も塾の友達、もしくは塾の友達に紹介してもらった他校の友達でした。

少し距離のあるくらいがわたしにはちょうどよかったみたいです。

(心理学を学んでからわかったのですが、

この「距離がある付き合いのほうがいい」というのは、

人と親密になるのが恐い。自分をこれ以上知られたくない。本当の自分を知られたら嫌われちゃうというような気持ちがあったからのようです。〈親密感への恐れ〉)

 

多少は遊んでもいたし、まわりには「友達多いね」って言われるし、

学校から帰ると泣いていたなんて、だれも思ってもいなかったと思います。

 

(周りからみたらうまくいってみえるけれども、本当はわたしにはだれもいない、

心のドーナツ化現象が起きていました。)

だから私には誰もいないし、誰も私をわかってはくれないと思ってました。

当時の私はかなり傷つきやすかった。

誰も意地悪なんてしてないのに

勝手に嫌な事言われるとか相手と合わないとか思って苦しんでいました。

 

中学生なんで、相手と比べる、自分と違うタイプを受け付けないというのはよくありますよね。

それによって、人を馬鹿にしたちょっとした態度・発言を私は流せないでいたんだと思います。

 

自分に自信がなかったからですね。

自分が「自分なんてダメなヤツ」って思ってたからです。

 

実際は、友達はそんなに私を悪く言ったりはしていなかったんです。

友達が友達の悪口を言っているのを聞いて落ち込んでいた事が多かった気がします。

 

私が心を開いていなかっただけ。

 

「みんな意地悪なヤツ」って自分が見ていたから、意地悪で性格の悪い子に目がいっていたというのはあると思います。

でも結局、私自身が悪口の多いヤツで、誰も認められないヤツだったってこと。


中学三年生では、かなり目立つギャル(あまり学校こない)と、

あまり勉強しないポワンとした子と

転入してきた、しっかりしているけどどこか抜けている子と仲良くなりました。

 

転入してきた子とは、勉強のレベルも同じくらいだったこともあり、喧嘩しても仲直りできるくらい仲良くなりました。


体育祭というイベントを、クラスを一致団結させて楽しいものにしてくれようと、

頑張ってくれていた女の子たちのおかげで珍しく学校のイベントが楽しいイベントとして記憶されていることに、今こう書いてて気づきました。


他の女の子とも、男の子ともそれなりに仲良くて、それなりに楽しかったのですが

中二からの慣れみたいのもあり、ポツポツ欠席したり遅刻していったりしていました。

待ち遠しいような担任のラフな電話

でも学校に行かないと、担任の先生は元気よく電話してきてくれるんです。

「れなこちゃんですか!?!今日はどうしましたか!!

じゃあ待ってます!!」って

その軽い感じが私には心地よくて、電話があると

「しょうがないなー♡」って感じで、でもうれしくって学校に行っていました。

 

登校拒否児は感情が豊か

たいして学校に行くわけでもないくせして、卒業式当日は、式の前からクラスで大泣きし、

先生に「なぁに、れなこちゃんは、もー泣いてるよ!!式はまだだっていうのに、今から泣いててどぉするのー」と笑って突っ込まれた事が強く残っています。

でもこれって登校拒否児に案外多いような気がします。

 

色んなことに感情が左右されるような敏感という見方もできますが、おそらくそれだけ、感情が豊かなんだと思います。


友達と楽しかったからというのもありますが、

担任の先生が、学校に行かない事に怒っていたら

私はきっと反抗するように、意地はってとかで学校行かなかったでしょう。

 

深刻そうに電話をしてきたとしても

たぶん私は学校に行かないことに罪悪感を感じ、これもまた行かない方向に進んでいたと思います。

 

担任の先生の「今日はどうしましたかッ!!」という軽さから

学校に行ってない事怒られるって思ってたのに

「なんだ、私、悪いことしてないんだ」って思えた

そして

なぜか「待ってます!!」という明るさから

「本当に私を待ってくれているんだ」と思えたこと

 

それが、学校があまり好きではない私の心が動いた、一つの要因になっていたと思います。

 

そして、この担任の先生の軽さというのは

私のカウンセリングスタイルに影響していると思います。

「学校に行けないんですー」とか

「朝起きれないんですー」

「○○に困ってるんですー」

とクライアントさんが来られても

私は、深刻な感じで受け止めてないかもしれません。

 

出来ないこととかに罪悪感感じたりそれ以上自分を責めてほしくないから。

その状態のクライアントさんを、カウンセラーの私は受け止めます。

そして受け止めてもらった感覚などから

「なんだ、私大丈夫かも」って、前に進んでいってほしいからです。

 

感情の境界線意識して、自己肯定感高めて行けば

生きやすい自分に変われるから大丈夫!!

そのお手伝いさせていただきます。

ふくれなこ

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