居場所があると思えるだけでも頑張れる〈私の学生時代とカウンセリングへの思い〉

学校以外の居場所があるというだけでもホッとする

私は中学時代、割と学校を欠席していました。

 

先生と合わない・つまらない・窮屈なような

対人恐怖・うつになったり、過食症・潔癖症・醜形恐怖症

で苦しんだりしながら自己否定して

 

理由は色々ですが

学校に行かない時や、学校から帰ってきてからは

 

主に撮りためておいたドラマや、音楽番組を見て、歌ったりして過ごし

あとは、週2・3ですが、塾に通っていました。(小5から)

不登校ぎみでも塾という居場所があったから

塾に通っていたおかげで、他校の子と文通したり

友達もいたし、勉強の方法もわかりました。

 

だから登校拒否ぎみでも、ギリギリ大学まで行って、

そしてカウンセリングの仕事をしている私がいるのだと思います。

 

きっとこの塾でなければ

私はまったく違う人生を送っていたとまで思うのです。

 

塾の場所は二か所に分かれていて、一か所はうちから歩いて一分!と、とっても近く、

学校には行かなくても塾には必ず行く。

その頃の私には塾が私の居場所だったのです。

塾という心の拠り所みたいなものがあったから、私はなんとか生きてこられたのだと思っています。

中学生の塾なのに、高校生になってからもたまに遊びに行き

主に高校三年生の時期は、塾の事務所で

他に5名ほどの、私みたいになぜか塾に来る高校生と

 

少しおしゃべりもしながら勉強させてもらっていました。

ちょっとしたことがうれしかった

たまに塾の先生が自販機でジュースを買ってくれるんです。

それがなんか幸せで。なんか愛を感じるというか。

 

私はいつも決まって紅茶花伝を買ってもらっていたので、

紅茶花伝は、わたしにとって青春??のお味です(笑)

そんな私にとって大切な場所が

私が大学生で地元を離れている時に

 

「塾がなくなる」と母から電話で聞き、かなりのショックを受けました。

 

寂しいというか帰る場所がなくなったような心に穴が空いたような

 

私、どうしよう・・・

よくわからない気持ちになりました。

 

大学の長期休みで地元に帰ってきて、

空き店舗になってしまった元塾だった場所を

私はしっかりとみられませんでした。

 

 

次の長期休みの時に地元に帰ってきたときに、やっとじっくりと見て

心の中でお別れをした感じでした。

 

それだけ、そこにいる30・40代の4・5人くらいの男の先生達のことを

私は慕っていたのです。

 

 

そんなに自分のことを話したりはしないのですが

 

進路に悩んだ時、困った時に相談できる、どこかお父さんのような存在みたいに思っていたんだと思います。

 

行ってたいして話をしていなくても

存在を受けとめてくれてるような感じがして安心したから。

当時私のおうちの中は、夫婦喧嘩が絶えなくて

弟は非行に走っていて居心地悪かったし、

 

でもここにくればそれは見なくてすむし・・・

そんな感じだったでしょうか。

 

「なんかわからないけど

辛くなった時・いっぱいいっぱいになった時

自分を受け入れてくれる

 

帰れる場所があるって思えるだけで

少し自分を保てる・頑張れる

そういう場所・存在でありたい」

これがわたしのカウンセリングルームにいる気持ち

幸せな報告にきてくれるのもうれしいけど

元気にやっててくれればそれでいい・・・

 

そんな気持ちで、ほぼほぼ土浦市にある、

リーフこころのキュアでいつもお待ちしています。

ふくれなこ

 

 

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